家を建てた時や引越しをしたタイミングで、憧れていた家具を購入するという方も多いのではないでしょうか。
天然木や本革の重厚感のあるアイテムが部屋に加わることで、生活自体がワンランクアップしたような気持ちになって嬉しいものですよね。
扱いやすい素材の手頃な家具も便利でいいのですが、手入れが欠かせない天然素材の家具も魅力があります。
今回はお気に入りの家具とできるだけ永く付き合えるように、家具を買ったらあわせて用意しておきたいメンテナンス道具をいくつかご紹介します。
天然木の素材をそのままいかした重厚感のある無垢材のダイニングテーブル。
価格もそれなりにするので、できるだけ長く使いたいと思うアイテムのひとつでもあります。
とはいえ、毎日使うダイニングは、飲みものの輪じみや油はねなど何かと汚れの悩みがつきものです。
憧れの無垢材を手にしてもその汚れを放置してしまったら、気分も下がりますよね。
汚れがつかないように注意することに加え、ついてしまった汚れはぜひ道具を使ってメンテナンスしてみてください。
傷を削るサンドペーパーや木を保護するためのオイルなどを常備しておけば、気になった時すぐにメンテナンスに取りかかることができます。
また、オイルはダイニングテーブル以外の棚などの家具と兼用できるものもあるので、ひとつ用意しておくと便利です。
布製のソファに比べ、高級感のあるレザーソファ。
子どもが成長し、布製のソファからの買い替えなどに検討される方も多いのではないでしょうか。
一見扱いにくい思われるレザーソファですが、ほこりやダニが付着しにくいとも言われていて、良い点もたくさんあります。
使い込むほどに味わいがでるという本革素材は、購入時と定期的に保護クリームを塗ることで、外からの汚れなどからソファを守ってくれます。
ソファとともに、家族で一緒に過ごした時間を感じられたら素敵ですよね。
アンティークショップで一目惚れした食器棚を家に持ち帰って使ってみたら、思いの外早く扉の滑りが悪くなってしまった、という経験はありませんか。
扉の引っ掛かりが気になると、毎日の開け閉めが小さなストレスとなり開けっ放しなんていうことも。
そんな時は、ホームセンターなどで売っているシリコンスプレーを使ってみてはいかがでしょうか。
元々の建てつけにもよりますが、グッと扉の開け閉めがスムーズになる場合もあります。
気に入って買った家具は、観賞用にならないよう、ぜひ使い勝手にもこだわってみてください。
「手がかかるほどかわいい」のは家具にも言えることかもしれません。
お気に入りの家具は、日々のメンテナンスも含めて大切にすれば、きっと長く付き合える存在となるはずです。
今回ご紹介したメンテナンス用品は、家具によっては使えない場合もありますので、ご購入の際は購入店やプロにご相談の上、メンテナンスにチャレンジしてみてください。