見た目があまり好きじゃない、掃除がしにくい……などの小さなストレスを感じながらも、なんとなくそのまま使い続けているものが身のまわりにありませんか。今回は、やめても意外と困らない生活雑貨を、空間別に紹介します。
一人暮らし世帯を中心に普及率の高い電気ケトル。短時間でお湯が沸かせることが最大の魅力ですが、家族が増えたら案外登場回数が少なくなりませんか。
時短家電は便利という思い込みでなんとなく使っている場合は、一度手放してみることをおすすめします。お湯を沸かすだけなら、鍋やフライパンでも代用できますし、コンセントの場所を気にする必要がなくなるので、新しいキッチンもすっきりと整います。
少数精鋭の家電だけが並ぶこだわり抜いたキッチンは、想像するだけで気持ちのいいものではないでしょうか。
昔のトイレって、便座カバーがかかっていて、トイレマットがあって、スリッパがあって……家によっては、トイレットペーパーホルダーにもカバーがついていませんでしたか。
トイレそのものの性能が上がって、掃除用具のバリエーションも増えている今、それらのものは不要かもしれません。
中でも断捨離をおすすめしたいのが、トイレマット。洗濯機で洗うことにどことなく抵抗があったことをきっかけに処分してみたところ、全く問題なしでした。マットがないことで床拭きがしやすくなり、結果的に衛生的になったのではと感じるほどです。
新居のトイレ用にカバーなどのクッズを新調しようと考えている場合は、試しに何も置かない状態からスタートしてみてはいかがでしょうか。
マイホームを建てたら、ホームパーティーなどの来客に備え、スリッパを新調し、スリッパラックもおこうと考えている人もいるのではないでしょうか。そこでちょっと待ってみて欲しいのが、スリッパラック。他の空間に比べてスペースの狭い玄関は、できるだけ床に物を置かずに、広々とした状態にしておきたいものです。
また、スリッパは専用の収納がなくても、収まりの良いアイテムのひとつ。おしゃれなかごにざっくりとまとめたり、収納扉の裏側にタオルハンガーを取り付けて引っ掛けたり。既存のスペースを活用した収納アイデアで、余計な出費をおさえられたら嬉しいですよね。
身のまわりにあるものが本当に必要か見直すことは、新生活を始める前にぜひやっておきたいことのひとつです。マイホームに向けた出費の節約にもつながるので、時間がある時に、目星をつけたアイテムが「ない」暮らしを実践してみてはいかがでしょうか。