片付けても片付けても、あっという間にごちゃごちゃしてしまうのが子ども部屋というもの。
今回は、そんな子ども部屋の悩みを部屋づくりのベースから解決する3つのポイントをご紹介します。
机は木製のしっかりしたもの、ベッドはスチール製のカジュアルなもの、収納はポップなカラーの引き出し付き……と、子ども部屋の家具がそれぞれ異なる素材や色になっていませんか。
机やべッドなどの大きな家具の色がバラバラだと、部屋全体の統一感を出すのはなかなか難しいですよね。
また、ダークカラーの木製品やスチール素材は、子どものカラフルな持ちものと調和が取りにくいということも。
部屋を明るくスッキリとみせるためには、大きな家具を白に統一することをおすすめします。
家具が白で統一できたら、ラグやベッドカバーなどのファブリックには子どもの好きな色を取り入れてみましょう。
白がベースであれば、赤や青などの原色や、ピンクやベージュなどの淡色も違和感なく取り入れることができます。
また、子ども部屋を見渡すと、自然と目につくのがキャラクターものや総柄の洋服など。
おもちゃや洋服は、どうしても細かな柄やカラフルなものが増えてしまうので、部屋の大きなスペースを占めるアイテムはできるだけ無地のものを選ぶことをおすすめします。
おもちゃや本の整理収納として、買いやすい価格のカラーボックスを使用している方も多いと思います。
その際、棚の上にはものを置かないことを心がけてみましょう。
大きさやかたちが異なるものを棚の上に置くと雑然と見えてしまい、せっかく整理した空間も台無しです。
子どもがどうしても何か置いてしまう場合は「お気に入りをひとつだけ」などのルールを作って、一緒に整理整頓を身につけられるといいですね。
ごちゃごちゃした空間にストレスを感じる一方で、子どものお気に入りのおもちゃや工作で使う素材や道具は、できるだけ子どもの意思を尊重して部屋に置いておきたいですよね。
家具などの大きなアイテムをできるだけシンプルにすれば、多少の散らかりは気にならなくなることも。
部屋の中でメリハリをつけながら、子どもにとって心地よい空間をぜひ作ってみてください。