永く住むことを考え、飽きがこないようつくられたシンプルな住宅。
コンクリートの外壁や窓の少ないスッキリとした家は、現代的でかっこいい印象があります。
余計なもの削ぎ落とすことができる人は、家の中もシンプルでスッキリとした空間にしているのではないでしょうか。
今回は、そんなミニマルな空間の模様替えにおすすめのファブリックアイテムを紹介したいと思います。
リビングに色を取り入れるアイテムとしておすすめしたいのは、クッションです。
ベーシックなソファだからこそ、色が映え、リビング全体の雰囲気が大きく変わるアイテムのひとつともいえます。
春はピンクやイエローを、秋はレッドやブラウンを基調にして、シーズンごとにクッションを変えるだけでも、季節感を感じられて素敵ですよね。
アクセントカラーに飽きてしまったら、いつも通りのシンプルな空間に手軽に戻すことができるので、色を取り入れることに躊躇している方も検討してみてはいかがでしょうか。
キャンバスに布を貼って作る、ファブリックパネル。
ファブリックパネルは、空間に好きな色やデザインを気軽に取り入れられるので、部屋のアクセントとしておすすめのアイテムです。
中でも、可愛らしい柄やおしゃれな色味が特徴的な北欧の生地を使ったファブリックパネルは、女性を中心に人気があります。
壁にかけたり、棚に置いたりできるので、動線や家具のレイアウトを気にせず、イメージチェンジできるのは嬉しいですよね。
味気ないと思っていた廊下に飾れば、パッと目をひくアート作品のように見え、靴箱に立てかければ、来客に温かみのある印象をもたらすことも。
北欧ならではの大胆な柄や色合わせは、シンプルな住まいにこそ試してほしいアイテムのひとつです。
日照時間が長くなると、春が近づいてきたと感じることはありませんか。家の中にいても、太陽の暖かい光をたくさん感じられると幸せな気分に。
シンプル住宅に住んでいる方の中には、通年通してカーテンは変えない、全てブラインドをお使いの方もいると思います。
そんな方も、春にはカーテンを薄手のものに変えてみてはいかがでしょうか。
カーテンの厚さや素材を変えることで、部屋に入る光の加減に変化が生まれ、それまでの部屋の印象が変わります。色や柄ではなく素材で変える模様替えで、シンプルな空間を崩すことなく、さりげなくおしゃれに。
シンプルでモダンな住居だからこそ、大型の家具や床材のテイストに縛られずに、取り入れる小物によって部屋の印象をガラッと変えることができますよね。
空間にほんの少しの春らしさや彩りをプラスして、明るく新生活のスタートを。