外壁材のなかでも、個性的でおしゃれな外観を好む方に人気なのがタイル。
独特の表情と味わいのある色合い、そして優れた機能性が魅力です。
家の印象を決める外壁は、好みのデザインであることはもちろん、機能性も重視して選びたいですね。
今回は、おしゃれな外壁をつくるタイルの特徴と、おしゃれに仕上げるポイントをご紹介します。
タイルは、粉砕した粘土や鉱物などを混ぜて成形し、焼成したもの。
耐衝撃性があり、バリエーションが豊富で好みの外壁をつくることができます。
他の外壁材に比べて色褪せが少なく、綺麗が長持ちするという特徴があり、メンテナンス性の良さも選ばれる理由です。
強さと美しさを兼ね備えたタイルは、長く大切に住み続けたい住宅に最適な外壁材。
他の外壁材と比べてコストがかかっても、長い目で見ればメンテナンスの手間や費用が軽減できるというメリットもあります。
外壁をタイル張りで仕上げる場合は、主に2種類。
シートにタイルを複数張りつけた「ユニット張り」や、モルタルを塗った下地にタイルを貼りつけていく「圧着張り」があります。
外壁にタイルを取り入れるとき、どうすればおしゃれな仕上がりになるのでしょうか。
そのポイントは色。
1色濃い色をアクセントカラーとして取り入れると、外観が引き締まりアイキャッチにもなります。
ほかにも、縦ラインに色を入れてスタイリッシュな印象に仕上げるのも素敵。
タイルが持つ凹凸のある独特の質感が色の陰影をつくり、より豊かな表情を生み出します。
タイルに限らず、外壁は仕上がってみるとサンプルで見たときよりも明るく感じられます。
光の加減やツヤの加減によっても、色の感じ方が変わるため、最初に選んだ色のイメージよりも一段階ほど暗めを選ぶと良いでしょう。
タイルの色を選ぶときには、できるだけ大きなサンプルを取り寄せ、明るい場所で確認することをおすすめします。
建物を美しく彩り、丈夫でメンテナンス性にも優れたタイル。
タイルの種類や色にこだわれば、他の外壁材では生み出せない自分らしい素敵な外壁をつくることができます。
時間が経つごとに、風合いや色合いに味わいが出ることも魅力ですよ。
おしゃれで機能的な外壁をめざすなら、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。