住まいに気軽に色を取り入れるアイテムとして便利なアクセントクロス。
インテリアとしてはもちろん、子どもがいる家庭では、子ども暮らしに合わせて、効果的にアクセントクロスを取り入れるという方法があります。
今回は子どもにとって身近な場所におすすめのアクセントクロスを紹介します。
空間の印象を大きく変えるアクセントクロス 。海外のインテリアのように、壁面や床をセンスよく彩ることができたら素敵ですよね。
イメージ通りの空間に仕上がればいいのですが、取り入れ方によっては失敗してしまうことも。失敗を防ぐために、まずは、アクセントクロスを取り入れることで部屋にどういった効果をもたらしたいか考えてみましょう。高級感、清潔感、温かみなど、空間に求めるものは様々です。
実現したいスタイルが見つかったら、カーテンや床など広い面積をしめるものと色の調和がとれているか、テーブルやソファなどとテイストがあっているかなどをチェックし、全体のバランスを大切に空間づくりを行いましょう。
子ども部屋は、子どもがのびのびと元気に過ごせる空間にしたいと思いませんか。
子ども部屋に取り入れるアクセントクロスは子どもが好きな色を大胆に取り入れてみましょう。
子どもにとっても、自分の意見が通ることは嬉しいことのひとつではないでしょうか。
また、クロスの上に動物やお花のウォールステッカーを貼ることで、かわいらしい空間を演出することも可能です。
子どもの感性が変わった場合や、クレヨン、手垢などで汚れが気になった場合に気軽に張り替えられるのもアクセントクロスの魅力ですよね。
色には、視覚効果があることをご存知でしょうか。
情熱の赤や冷静な青など、日常生活でも色が持つイメージを感じることはありますよね。
この視覚効果利用して、アクセントクロスを選んでみても。
トイレは、狭い空間がなんとなく怖いのか、子どもが一人で行くのを嫌がったり、ドアを開けたままにすることも多い場所です。
そんなトイレには前向きで軽快なイメージを持つと言われている黄色のアクセントクロスをおすすめします。
狭い空間をパッと明るくするので、一人でトイレに行けるようになるかもしれません。
開口部が小さいことの多い脱衣所も、暗い印象になりがちな場所の一つです。
そんな脱衣所には、空や海を連想させる開放感のある、ブルー系の色を選んでみましょう。
脱衣所はお風呂、洗面所とつながっていることも多く、清潔感を残すためにも明るめの水色が特におすすめです。
また、撥水加工のされているアクセントクロスを選べば、水まわりにも安心です。
海が好きな子どもであれば、潜水艦やイルカのウォールステッカーでポップな印象を取り入れても。明るい脱衣所で、楽しいお風呂タイムを。
家の中で家族が集まるスペースといえば、リビングやダイニング。大人も子どもも一緒の時間を過ごすスペースは、皆にとって、くつろげるスペースにしたいですよね。
ダイニングのアクセントクロスは、ダークグレーやブラウンなどダークカラーのものがおすすめです。木製のテーブルやチェアとの相性もよく、ペンダントライトと合わせれば、落ち着いた雰囲気の中で夕食をとることができます。
また、子どもが食べものなどで壁を汚してしまっても、目立ちにくいという良さも。リビングは、ダイニングとの空間を分ける意味でも、明るい色を取り入れてみましょう。例えば、ペールトーンやストライプは、子どもっぽくならずに、親しみやすい雰囲気を作ることができます。子どもがいる生活でも、空間にめりはりをつけ、アクセントクロス選びをしてみましょう。
部屋の壁紙を部分的に変えることで、空間の印象を変えるアクセントクロス。アクセントクロスにプラスワンアイテムで、空間の印象を変えるだけでなく、より個性的で楽しい部屋をつくることができます。
中でも、子ども部屋におすすめしたいのが、ウォールステッカー。シンプルな単色のアクセントクロスにドット模様をつけたり、植物のない部屋に花やグリーンのモチーフを大胆に取り入れたり、壁紙ではなかなかできないポップな雰囲気を演出することが可能です。ウォールステッカーは貼ってはがせるタイプのものも多いので、気分やイベントによって、気軽に模様替えを楽しんで。
また、今やDIYの定番素材のマスキングテープも、壁面を彩るプラスワンアイテムとしておすすめです。マスキングテープで直線の四角形を作り、中央に写真を貼れば、壁に穴をあけないフォトフレームに。テープ幅や柄のバリエーションも豊富なので、子どもの成長に合わせてフレームの色を変えてもいいですね。
組み合わせて次第で、オリジナリティ溢れる空間を作ることができます。
クロス貼りはプロの仕事、と思う人も多いと思うのですが、最近では自分で貼れる全面のり付きのクロスや、賃貸でも安心の貼ってはがせるクロスなど、壁紙のバリエーションも豊富です。夏休みなどを利用して、親子で一緒に壁紙を変えてみてはいかがでしょうか。
クロス貼りでこれだけ揃えれば十分と言われているのが、次の6つ。クロスをカットするのに使うカッター、壁紙の角に折り目をつける竹べら、継ぎ目や四隅の押さえに使うローラー、継ぎ目やのりの拭き取りに使うスポンジ、壁紙の空気抜きやしわ伸ばしに使うなでバケ、壁紙の端の処理と切る時のカッターのガイドとして使えるステンカッターガイド。性能によっても差がありますが、1000円前後で全て用意することも可能です。一度、道具を揃えておけば、他の場所のクロス貼りにも使えますし、何と言っても道具の有無によって仕上がりに大きく差が出るので、用意しておいて損はなし。
自分で選んだ壁紙を自分の手で貼る、そんな経験ができたら、子どもにとっても、自分の部屋に愛着が湧く良いきっかけになるのではないでしょうか。
インテリアアイテムとして取り入れやすく、人気の高いアクセントクロス。
子どもの目線に立ってみたら、また違う選び方ができますよね。
明るく楽しい雰囲気を取り入れて、子どもにとっても嬉しい住まいを作りましょう。