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コラム COLUMN

2019年07月05日

家をシンプルにすっきりとみせる、収納の考え方

家をシンプルにすっきりとみせる、収納の考え方

家を建てて収納が増えると、安心してものが増えてしまうことはありませんか。新居に引っ越す前に、持ちものの量やものの特徴をとらえて、快適に過ごせる収納について考えてみましょう。

ものの特徴をとらえよう

ものの特徴をとらえよう

散らかった部屋からものを探そうと思う時に、普段使わないものにすぐ手が届く場所にあったり、よく使うものが何かの下敷きになっていることってありませんか。使いやすい収納を考える前に、まずは、ものの特徴をとらえることから始めてみましょう。この時の特徴とは、使う回数による特徴です。使用頻度別に3つのランクをつくり、ほぼ毎日使っているものをA、月に1回から2回使うものをB、ほとんど使わないものをCと分けます。次に分けたものの使用頻度が低いものから奥にしまいます。こうすることで、よく使うものは取り出しやすく、ほとんど使わないものは奥で保管されることになります。Cランクの中には、引越しを機に処分していいものもあるかもしれません。目の前にあるものに、貴重な収納スペースを与えてもいいかどうか、自問自答しながら、ランク分けを進めてみましょう。

ウォークインクローゼットに安心するなかれ

ウォークインクローゼットに安心するなかれ

「ウォークインクローゼットがあるから」の一言を聞くと、収納には困らないというイメージに直結しませんか。ウォークインクローゼットに憧れる人も多いと思いますが、外からは中が見えないウォークインクローゼットは、次第に自分でも把握できない洋服のジャングルになりがちです。また、ズラーッと服が整頓されて並べられていると見た目は良いですが、案外、何年も着ていない服がかかっていたりして、それらの服を所有していること自体に疑問も。ウォークインクローゼットを設置する場合は、使用頻度の区別をきちんとつけて、定期的に整理整頓することを心がけましょう。

いろいろな収納方法を考える

いろいろな収納方法を考える

最後はものの性格にあった収納方法について紹介します。デスクまわりをスッキリさせる時に、PCを見えない場所にしまおうと考える人は少ないと思います。ものを片づける時には、しまうことだけを考えるのではなく、使いやすいかどうかを考えるようにしましょう。使用頻度の高いものが多いキッチンも、調味料は一箇所にコンパクトにまとめる、おたまなどはたてずに吊るす、などの方法をとり、見えているスペースを広げるだけでもすっきりとした空間にすることが可能です。また、それまでの収納方法を見直すのもひとつです。よくかぶる帽子を、クローゼットの上の方に平置きするのではなく、玄関近くの収納に移動し一箇所をクリップ留めして吊るすだけでも、毎日の時間の短縮につながるのではないでしょうか。

まとめ

片付けは永遠のテーマだと感じる人も多いと思うでのすが、一度、しっかり向き合ってみると案外難しくありません。ポイントは、しまうことが面倒くさくなるような置き方や、全体量が把握しにくくなるようなしまい方をしないということ。ものの特徴をとらえ、スムーズな片づけを習慣化することで、すっきりとした住まいを維持しましょう。

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