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コラム COLUMN

2019年10月10日

年収300万円台の共働きカップルに-ペアローンのメリットと注意点

年収300万円台の共働きカップルに-ペアローンのメリットと注意点

「住宅ローンを申し込みたいけど、年収が少なくて審査に落ちるかも…」と悩んでいる方にとって、ペアローンは魅力的な住宅ローン商品です。共働きの若い夫婦などがよく利用するペアローンの、利用するメリットや注意点をまとめました。

夫婦で借りる「ペアローン」の特徴

夫婦で借りる「ペアローン」の特徴

ペアローンとは、1軒の家に対して夫と妻が別々の住宅ローンを組んで返済していく融資商品です。たとえば、夫の収入だけでは借入額が満たないけど、妻の収入で借りられる金額を足せばマイホームを購入できるといったケースで使われます。

夫婦それぞれで住宅ローンを借り入れることになりますから、金融機関の審査も二人それぞれに対して実施されます。ともに審査を通過すれば利用できますが、一方が落ちると希望の借入額が受けられません。

連帯保証人はお互いで受けるよう求められ、また団体信用生命保険(団信)も二人とも加入することになります。

ペアローンのメリット

ペアローンのメリット

ペアローンの一番のメリットは、借入額を増やせることです。あきらめかけていた「こだわり」の実現や、ワンランク上のマイホームを手に入れやすくなります。

また、住宅ローン控除が夫婦それぞれに適用されるため、所得税などの節税効果も期待できます。

このほか、夫婦で別々の住宅ローンを利用することから、たとえば夫は変動金利、妻は固定金利にするなど、契約方法を変えることも可能です。これは、将来金利が上がった場合のリスクを抑えるというメリットにもつながります。

ペアローンの注意点

ペアローンの注意点

メリットの大きいペアローンですが、当然デメリットもあります。

まず、ローン契約時の事務手数料や印紙代は、夫婦それぞれ必要になること。一人で契約する際の2倍の諸費用がかかります。

また、一方の返済が難しくなると、もう一方が肩代わりしなければならないことも注意点です。よくあるのが、出産のため育児休暇を取っている妻のローンを夫が返済しなければならない、といったケース。返済負担が重くなる可能性もあるので、継続して返済できるのかをしっかり検討する必要があります。

さらに面倒なのが、贈与税が生じる可能性があること。
ペアローンを利用する場合、家の所有権は共有名義にする必要があります。持分の割合は借入額の割合に等しくなりますが、この割合を変えようとすると財産の一部を贈与したとみなされ、贈与税がかかることがあるので注意しましょう。

まとめ

ペアローンを利用するには、出産や育休といった二人のライフイベントも見据えたうえで、検討することが大切です。夫婦で借りられる住宅ローンには、連帯債務のタイプや連帯保証のタイプもありますので、お二人に適した商品を選ぶことも重要なポイントです。

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