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コラム COLUMN

2019年06月08日

無垢材との相性も良い、ナチュラルな家に取り入れたい自然素材

無垢材との相性も良い、ナチュラルな家に取り入れたい自然素材

最近、フローリングや家具に使用する素材として人気の高い無垢材。
優しい温もりと自然素材ならではの表情が魅力ですよね。
今回は、無垢材との相性が良く、ナチュラルテイストが好きな方におすすめの住居に使える自然素材を紹介します。

生活雑貨でも注目されている珪藻土

生活雑貨でも注目されている珪藻土

最近、コースターや調味料用のスプーン、バスマットなどの生活雑貨に珪藻土を使っているものを見かけることはありませんか。
珪藻土とは、珪藻の殻の化石が積み重なってできた土のことです。
調湿性能があるため、水滴が気になるコースターや粉末調味料が固まるのを防止するためのスプーンの素材として使われています。
住まいに取り入れる場合は、湿度の高いお風呂や脱衣所の壁におすすめです。
また、耐久性や耐火性にも優れているため、キッチンの天井に取り入れても。
汚れが目立ちにくいのも嬉しいポイントのひとつです。

火山灰を原料にしたシラス壁

火山灰を原料にしたシラス壁

シラスは、火山から噴出したマグマが岩石となる前に粉末になったもので、主成分は珪酸です。
特徴として、珪藻土同様に調湿性能、消臭性能があります。
シラス壁は、色のバリエーションは少なめですが、自然素材らしい落ち着いた色合いなので、無垢材を使った空間にもマッチするのではないでしょうか。
一般的に珪藻土よりも値がはりますが、消臭性能を生かして、トイレやキッチン、ペットのいる場所などにピンポイントで取り入れても良さそうです。

木の特長を残した和紙

木の特長を残した和紙

木が原料の和紙は、吸放湿性や強度があるなど、木と同様の優れた性質があります。
また、優しい肌ざわりや温もりが感じられるので、リラックス空間に取り入れる素材としておすすめです。
和紙を壁紙にした場合は、重ねぬりができるため、補修も簡単に行えます。
また、塗り壁の下地にも使え、将来的にリフォームを考えている場合には有用です。

まとめ

年月とともに味わい深くなる自然素材。
自然素材ならではの風合いだけではなく、機能性にも注目してみるとおもしろいですよね。
また、人工的な素材とは違い、上から同じ素材を重ねることで、補修がしやすいというのも魅力のひとつです。
自分で手をかけながら住まいを育てていきたい方や単調な室内に変化をつけたい場合に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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